



単純に ”アンケートが来ない” とは言っても、程度によって大きな違いがあります。
- アンケートがあまり来ない(少ない)
- アンケートが全く来ない(急に来なくなった)
1に関しては、原因を特定することで改善できる可能性があります。
2に関しては、非常に危険な状態で対処法も限られます。
ここでは、この2つの「アンケートが来ない」について、その原因と対策を解説していきます。
マクロミルのアンケートが来ない(少ない)時の原因と対策!

アンケートが少なくとも1件以上は届く状態での「来ない」に関しては、原因を特定することで改善できる可能性があります。
マクロミルは依頼数に大きな期待が持てるサイト、アンケートが少ない原因は以下にあるかもしれません。
- 新規登録直後
- 事前調査の回答内容・回答状況
- 属性の問題
- 日曜日・祝日・大型連休・年末年始
各ケースを詳しく見ていきましょう。
新規登録直後
現状、あなたは新規登録直後の状態ではないでしょうか?
新規登録直後の場合、1ヶ月程度は様子を見ることをおすすめします!
マクロミルの「よくある質問(Q&A)」でも、「新規登録直後は配信されるアンケートが少ない可能性があります」と言及しています。
該当する場合は、定期的にログインしてアンケートに回答し、一定期間経過後に判断しましょう。
私自身も、最初はアンケートが少ない状態でしたが、毎日回答することで依頼数がどんどん増加した覚えがあります。
事前調査の回答内容・回答状況
あなたは「事前調査」に分類されるアンケートにしっかりと回答していますか?
- 長くて面倒くさい事前調査は無視
- 本調査とセットになっている事前調査のみ回答
- 事前調査に適当に答える(虚偽回答)
いずれかに身に覚えがあるのなら、その行為がアンケートが来ない(少ない)原因となっている可能性があります。
アンケートサイト運営会社(リサーチ会社)の立場で考えてみましょう。
アンケートの回答をお願いしたいモニターってどんな人でしょう?
選り好みせず、より多くのアンケートに正確に回答してくれる人!
当然そうですよね。
逆に、これに反する人には依頼を躊躇うはずです。
要するに、事前調査の回答状況(内容)が悪いと、アンケートの配信頻度が減少する(増えていかない)ということ!
絶対に避けるべきなのが、アンケートに適当に回答(虚偽回答)することです。
アンケートには虚偽回答を見抜く仕組みが取り入れられているので、適当な回答は絶対にバレます。
- 超スピード優先
- 設問も読まない
- 適当に選択していくだけ
こんな回答を繰り返してはいないでしょうか?
気持ちは痛いほど分かります。ほんの数円分のポイントに長い時間を割くわけにはいかないですからね。
でも、バレます!
恐らく、モニターごとに虚偽の頻度が計測されており、一定数を超えるモニターは依頼減の運びになっていくはずです。
顧客に正確なデータを返すことが「リサーチ会社」の使命なので、虚偽回答は最も敬遠される行為ですからね。
回答スピードは数をこなせば勝手に上がっていくので、まずは正確な回答を心掛けましょう。
事前調査は、後日配信の「本アンケート」にも繋がるアンケート、収入を伸ばしていく意味でも疎かにしてはいけません。
よくある質問(Q&A)でも、「アンケートの依頼頻度は、事前調査の回答内容・回答状況に左右されます」と言及しています。
だったら対策は簡単ですね。
定期的にログインし、全ての事前調査に正確に回答する!
これを一定期間継続することで、アンケートが増加傾向に推移する可能性があります。
属性の問題
個々の属性もアンケート依頼数に関係しており、Q&Aでも「アンケートの依頼頻度は、ご登録の属性(性別・年齢・居住地など)によって左右されます」と言及しています。
一体どんな属性ならばアンケート依頼数が多いのでしょうか?
私の推測ですが、恐らく以下の属性に該当するような人です。
- 都市部在住者(商圏の問題)
- 既婚者で子供がいる人(家計全体の支出が大きい)
- 家計の支出に対する決定権を持っている人
- 食料品・日用品購入に対する「財布の紐」を握っている人
- 有職者(地位・権限を持つ社会人は特に)
- 車持ち・お酒飲む・喫煙者・多趣味など
- 年齢が20歳~60歳(20以下は支出の決定権なし・60以上は支出減の傾向があるため)
アンケート依頼企業の目的は、市場調査で「消費者」の意見を吸い上げ、「新商品開発」や「既存商品・サービスの改善」を通して売上拡大を実現することにあります。
この観点から考えると、上記の属性により多く当てはまる人が、より多くのアンケートを獲得する。逆に、離れれば離れるほどに依頼数が減少すると推測できます。
仮にあなたの「属性」が問題でアンケートが少ない場合、有効な対策は存在しません。
残念ですが、アンケートが市場調査である以上、これは仕方がないことです。
但し、登録サイト数を増やすことでアンケートを確保することは可能です。アンケート依頼数に対する不満を、サイト数で補填する方法です。
日曜日・祝日・大型連休・年末年始
この件に関しても、「ゴールデンウィーク・お盆・正月など、企業活動が活発でない時期は、依頼頻度が減る傾向にございます」と言及しています。
基本的に「リサーチ業」は対企業相手の業態なので、顧客企業に合わせて動きます。そのため、日曜日・祝日・大型連休・年末年始などは減少傾向に転じるんですね。
実際、マクロミルでは日曜日にアンケートが届くことは稀で、火曜日~土曜日に依頼が多い傾向にあります。
マクロミルでアンケートが全く来ない(急に来なくなった)時の原因と対策!

私はマクロミルに登録して長いですが、数日間に渡ってアンケートが0件というのは経験したことがありません。
そして、マクロミルはアンケートサイトの中で最も「依頼数」に期待が持てるサイトです。
この事実から考えると、アンケートが全く来ない(急に来なくなった)場合は、モニタ資格の一時停止に該当したと考えられます。
第12条 モニタ資格の一時停止・抹消 一部抜粋
1.モニタが以下の事項に該当する場合、当社は、モニタによる承諾を得ることなく、アンケート調査配信を停止し、またはモニタ資格を一時停止もしくは抹消することができるものとします。
e.アンケート調査に対する不正矛盾回答、重複登録、なりすまし登録その他の不正な行為またはその恐れのある行為があったと当社が判断した場合
マクロミル:モニタ規約
ログインは可能で、アンケートが全く来ない場合は、「モニタ資格の一時停止」というペナルティを課せられている状態かもしれません。
アンケートに適当に回答していた事実はなかったでしょうか?
重複登録、その他「不正行為」に身に覚えがないのであれば、不正矛盾回答による停止が現実的です。
対策として考えられるのは次の2点。
- モニタ資格の一時停止が解けるまで待つ
- 心機一転、再登録してやり直す
資格停止の期間は定かではありませんが、解けるまで待つのも一つです。ポイントがある程度残っている場合は、退会してしまうとゼロになってしまいますからね。
停止が解けるまで待てないのであれば、一度退会して「再登録」する手もあります。(新たなメールアドレスで登録すれば、退会してすぐに再登録が可能)
いずれの対策を講じるにしても、同じ過ちを繰り返さないよう注意しましょう。

運営側が求めるモニターを目指すのが一番の対策だからね。

